はじめての言葉づくり
アファメーションのつくり方。「私は」から始める3つの視点
望む自分の姿、景色や気持ち、すでに叶っている言葉。自分の表現でアファメーションを書くための手順と例文を紹介します。
借りた言葉を、自分の場面に戻す
アファメーションは、自分が望む姿を肯定的な言葉で表すものです。「その先の声」では、誰にでも当てはまる決まり文句を繰り返す前に、自分が本当に味わいたい場面を思い描くところから始めます。
まず「どんな自分でいたいか」を短く書きます。仕事、創作、人との会話、いつもの朝。今できているかどうかを採点するためではなく、自分が向かいたい方向を選ぶための文章です。
1. 「私は」を主語に、望む姿を書く
「うまくいってほしい」だけでは、何をしている自分なのかが見えにくくなります。「私は」を主語にして、叶っている場面を現在の表現で書いてみます。
たとえば「仕事の説明で失敗したくない」から、「自分の仕事を、自分の言葉で届けている私」へ。困りごとをなかったことにするのではなく、その先でどうありたいかを言葉にします。他人の反応や行動を決めつけず、自分の姿を中心に置くと編集しやすくなります。
私は、自分の仕事を、自分の言葉で自然に届けています。
2. 景色と気持ちを、ひとつずつ添える
その場面では、何が見えるでしょうか。どんな音が聞こえ、手にはどんな感触があるでしょうか。すべてを埋める必要はありません。思い浮かぶものをひとつ選びます。
続けて、その自分が味わっている気持ちを書きます。「自信がある」だけでしっくりこなければ、「穏やかな喜び」「静かな充実感」など、自分が選びたい感情の名前に直してみてください。
I×V=Rは、イメージと臨場感を重ねて望む未来を描く、コーチングの考え方です。当サービスでは文章をつくるための枠組みとして取り入れており、目標達成の確率を計算する式や、聴くだけで結果が生まれる保証としては扱いません。
目の前の相手がうなずき、落ち着いた声で会話が続いています。私は、私の仕事を分かち合える穏やかな喜びを感じています。
3. すでに叶っている言葉で結ぶ
最後は「いつか実現します」ではなく、「私はすでに、〇〇を実現しています」と、達成している自分から結びます。ここで書くのは未来を想像するための言葉です。現時点の実績として人に伝える文章とは区別してください。
一度、声に出して読んでみましょう。言いにくいところ、借り物に感じるところは、短くしたり別の言葉に変えたりできます。正しい文章を一回で完成させるより、「これは私が大切にしたい方向だ」と思える表現を残します。
私はすでに、大切にしたい仕事の届け方を実現しています。
文章の外に、小さな一歩を置く
アファメーションを書いたあとに「今日は何をするか」を一つ決めておくと、望む姿と今日の予定をつなげられます。仕事を届ける場面なら、紹介文を一文直す、作品の写真を一枚選ぶ、という小さなことでも構いません。
例文は株式会社CHIEROがこのワーク用に作成したものです。そのままの言葉を信じ込もうとせず、自分に合う部分を使ってください。無料ワークでは、ここで紹介した3つの視点から文章を組み立て、手動で編集できます。
考え方の参考:中西千華「I×V=Rの奥深さ」(2016年6月26日)。本文の例文・ワークは当社による作成で、同記事の著者による監修・推奨を意味しません。
自分の言葉で、試してみる。
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